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【インタビュー】韓国実力派女優ヨム・ジョンア!EXOのD.O.の映画デビュー作『明日へ』(11/6公開)で社会の不正と戦うアルバイト主婦を熱演!「台本を読みながら何度も泣きました」


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――ド・ギョンス(EXOのD.O.)さんとの共演はいかがでしたか?

「アイドル出身の役者に対する偏見をギョンスが見事に砕いてくれました。ギョンスに会った時、本当に真面目な青年だなと思いましたね。軽い部分が微塵もありませんでした。大衆の前だけではなく、役者の先輩方やスタッフの前での振る舞いも完璧でした。映画の撮影中、私はソニで、ギョンスは私の息子テヨンでした。もちろん家に帰ると私の本当の息子がいますが、現場ではギョンスが息子だったんです。映画を撮影しながらある家庭の、そこにいる母の気持ち、子供が親に接する気持ちというのは同じだと感じました。私の息子もギョンスのように育ってほしいという気持ちはありましたが、ギョンスに私の息子を投影しながら演技しませんでした。家と仕事は別物ですから(笑)」

――社会派映画に出演することに抵抗はありませんでしたか?

「この映画は決して難しい話ではありません。特に何かを主張するような映画ではなく、このような物語もあるという、ある人たちの人生を垣間見せてくれる映画です。シナリオを読んで泣いたんですが、母親という立場から感じる口惜しさがあったんだと思います。特に息子が感じた口惜しさに対してでしょうか。息子であるテヨンが給食費も払えず昼食を抜き、修学旅行にも行けないような状況で、母として解決できない状況の中、警察署で息子のアルバイト代を払わなかったコンビニ店主から息子が殴られたという事実に直面しソニは変わるのです。そこで初めて自分は戦わないといけないと感じたんだと思います」

◇プロフィール

1972年7月28日生まれ。91年「ミス・コリア」の準ミス、翌年「ミス・インターナショナル」の第3位に輝く。コメディタッチのミステリー『ビッグ・スウィンドル!』で「第25回青龍映画賞助演女優賞」「第24回韓国映画評論家協会助演女優賞」を、心に染みるロマンスドラマ『なつかしの庭』で「第43回百想芸術大賞TV部門 女性最優秀演技賞」を獲得するなど、クールビューティな美貌の上に確かな演技力を描き加え、あらゆるキャラクターに心を込められる地位を確立。本作で、「第51回百想芸術大賞映画部門 女性最優秀演技賞」や、その年最も輝いた女優に贈られる「2014女性映画人賞(Women In Film Korea Festival)」に輝いた。

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