【REVIEW】韓国美人実力派女優キム・ヘス、ユ・アイン出演！韓国映画『国家が破産する日』11/8公開！実際に起こった韓国の通貨危機をスリリングに描写！
実際に韓国で起こった通貨危機を描く本作。経済、通貨危機というと難しい映画のように感じるが、私には経済映画の形を借りたディザスタームービーのように思えた。通貨危機、国家破産は襲い来る自然災害のようなもので、スリリングさや緊迫感が感じられ、スクリーンから目が離せなくなる。また、キム・ヘス、ユ・アインがキャラクターの個性を際立たせながらもリアルに演じ上げているのも見事。中でも本作が韓国映画初出演となる、フランスの名優ヴァンサン・カッセルがＩＭＦ専務理事役を演じ、非公式会議でキム・ヘスらと対峙するが重厚なシーンとなっており、見どころの１つとなっている。また本作の日本公開を記念してその本編シーンが公開された。
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文：中村樹基（脚本家「世にも奇妙な物語」など）
