【インタビュー】韓国人気女優ソン・ヘギョ！出演映画「世界で一番いとしい君へ」(8.29公開)で逆境に負けない母親を熱演！「役者として今が最高です！」

――初めての母親役ですがいかがでしたか？

「一般的に私たちが想像する、母性愛を強く持った母親像のキャラクターでしたら、演じるのにとても苦労したと思います。ですが、ラッキーなことにミラは私と同い年で、明るくほがらか、夫は子供っぽい人ですが、子供を通して夫婦が成長していく姿が描かれている作品です。そのためあまり負担は感じませんでした。最初に監督と話したときから、友達のような母親像を目指していましたね」

――ミラを演じるにあたって、何かされたんですか？

「監督が完璧主義者で、撮影に入る前に全部決めて進めるタイプなんです。当然、俳優が思うキャラクターと、監督が思うキャラクターに違いがあるはずなので、撮影の前にたくさん話し合いました。撮影までにはすべてがまとまった状況だったので、とてもスムーズに進めることができましたね」

――もしもソン・ヘギョさんがこの作品のような状況に置かれた場合、どうされますか？

「そのことは何度も考えました。私にはとてもできないように思います。ミラが17歳で経験したことは、今の私の年齢で経験しても恐ろしいですし、どう生き抜いていくべきか、そのことばかりに必死になりそうです。そのような点でミラがかっこいいと思いますし、本当に責任感が強い女性だなと思いました。私は同じような時期にデビューし、周りの保護の中で生きてきた人間です。そのため、お恥ずかしいことですが、この年で当然知っておかなければならないことを知らない部分が多いんです。ミラが私よりも大人っぽいし、すごいと思います」

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