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【REVIEW】『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督の最新作『お嬢さん』(3/3公開)!韓国新進女優キム・ミニ、キム・テリの日本語演技が超キュートな傑作サスペンス!


和洋折衷の古色蒼然としたお屋敷の中で繰り広げられるお嬢様とメイドの物語は耽美的で美少女ホラーのテイストもあり、そのジャンルでは最高峰とされるダリオ・アルジェントの『サスペリア』を彷彿とさせる。

なんと言っても、お嬢様役のキム・ミニとメイド役のキム・テリの日本語がとても流ちょうなのに驚かされる。日本人からすれば、完璧な日本語ではないのだが、まるでK-POPアイドルがライブなどで日本のファンのために一生懸命に話すように、少々ぎこちないところがかわいくて、ハマる人も多いのでは。

ミニは撮影中、日本の女優で韓国でも活動する高木りなに立ち会ってもらい、アドバイスを受けたそうだ。一方、テリは1500人分の1の競争率のオーディションを勝ち抜いた新鋭。『ベルリンファイル』、昨年7月に日本公開された『暗殺』などで人気のハ・ジョンウが抜群の演技力で脇を固めている。

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文・中村樹基(脚本家「世にも奇妙な物語」など)

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