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「チェイサー」のナ・ホンジン監督最新作『哭声/コクソン』(3・11公開)で日本の実力派俳優、國村隼が「青龍映画賞」男優助演賞ほか二冠達成!喜びのスピーチ!


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授賞式に参加した國村は男優助演賞受賞の壇上で、

「韓国で初めて撮った映画でこんなふうに賞をもらえるとは思っていませんでした。日本で韓国映画を見ていて思っていたことがありました。『どうして韓国映画はパワフルなのか、韓国の俳優の存在感はすごいのか?』。私は映画を撮るとき、いつもこのようなことを考えています。『どのようにしてフレームの中でどのように生きようとするか、存在感を示すのか』と。韓国映画を見て思いました。
ナ・ホンジン監督が日本に来て一緒にやろうよと言ってくれました。そして韓国に来て分かったんです。韓国の現場は監督を頂点として俳優やスタッフがプライドを持って映画を作っていました。俳優とスタッフの高いプライドが韓国映画の原動力だと思いました。韓国映画が素晴らしいのは、素晴らしいお客さんがいるからと思いました。賞をいただき本当にありがとうございました」と熱のこもったスピーチ。

また、司会者より韓国の名優ソン・ガンホのファンであることを指摘されると、同じく会場にいたガンホに控えめながらアピールするなど、本作を通じてすっかり韓国映画界に溶け込んだ様子を見せ、会場を沸かせた。

また、本作は当映画賞において男優助演賞、人気スター賞の他にも、監督賞(ナ・ホンジン)、音楽賞(チャン・ヨンギュ&タルパラン)、編集賞(キム・ソンミン)の本年度最多となる合計5部門を受賞! 日本公開に期待が高まる!

◇ストーリー

平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者(國村隼)がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョング(クァク・ドウォン)は、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。ジョングが娘を救うためによそ者を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、誰も想像てきない結末へと走り出す――

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公式サイト:http://kokuson.com/

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