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【イベントレポ】10年ぶりの来日!韓国人気実力派俳優ソン・ガンホ!主演映画『弁護人』(公開中)の初日舞台挨拶に登壇!「映画を通して、触れあい、理解し合えたらいいです」


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「10年ぶりにこのように皆さんとお会いできて、うれしいです。韓国で『弁護人』は胸を熱くする映画として知られ、たくさんの人に愛されました。日本の観客の方がご覧になると、韓国でこんなことがあったの? こういう人がいたの?と思われると思いますが、この映画が語ろうとしていることは日本の観客の皆さんにも十分共感していただけると思います」とソン・ガンホがコメントすると観客の大きな拍手が起こった。

「韓国と日本は近い国ではありますが、違った文化と歴史を持っています。でも映画というものは本当に一番美しくて、大きな役割を担っていると思います。それは映画を通して皆さんが心を1つにしたり、お互いを理解し合えたりすることです。『弁護人』や他の韓国映画を通して皆さんは韓国のことを知っていただき、そして私たちも日本映画を通して日本のことを知りたいと思います。映画がそういうきっかけになればうれしいです」

と最後の挨拶をし、「オッパ!」とファンの大きな声が上がる中、手を振って舞台を去り、10年ぶりの日本での初日舞台挨拶を終えた。

◇ストーリー

1980年代初めの釜山。学歴はないが、売れっ子税務弁護士のソン・ウソク(ソン・ガンホ)。ある日、昔お世話になったクッパ店の息子ジヌ(イム・シワン)が事件に巻き込まれ、拘置所の面会に行くが、そこで待ち受けていたジヌの信じがたい姿に衝撃を受け…。
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text & photo by Shigeki Nakamura

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