【REVIEW】韓国人気若手女優パク・ボヨン主演映画『京城学校:消えた少女たち』(DVD11・4発売)!ボヨンの繊細な演技が光る耽美系サスペンスホラー!
|韓国ホラーで有名な学園ものはシリーズ化された『囁く廊下-女校怪談-』やナム・ギュリ、T-ARAのウンジョンが出演した『ブラッディ・ミッション(コ死:血の中間考査)』などがあるが、いずれも舞台は現代の学校となっており、本作のように1930年代の寄宿学校を舞台にするのは珍しい。そんな学園で、「ああ、私の幽霊さま」で幽霊が見える落ちこぼれシェフ見習いを、『私のオオカミ少年』でオオカミ少年に恋する少女を好演したパク・ボヨンがつぶらな瞳に恐怖を浮かべる、繊細な演技を見せている。またパク・ボヨンは魚人間の恋人となる『フィシュマンの涙』の日本公開が12月17日に控えている。友人のヨンドク役に、10月22日に日本公開となったばかりのカン・ドンウォン主演の『プリースト 悪魔を葬る者』で悪魔に取り憑かれた少女を熱演したパク・ソダムが演じている。
そしてもう一つの見どころは、学園内に漂う、思春期の少女たちが抱く何気ない畏れを感じさせるようなじっとりとした空気感だ。雰囲気バッチリのセットと光と影が編み出す照明が秀逸で、韓国のアカデミー賞である第52回大鐘賞映画祭照明賞を獲得している。監督は『ヨコヅナ・マドンナ』のイ・ヘヨン。
発売・販売元 マクザム 価格セルDVD 3,800円+税
Amazonで購入:http://amzn.to/2p7e5RQ
©2015 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
文・中村樹基(脚本家「世にも奇妙な物語」など)
📢スマホ版 韓スタ!では、この下に関連記事など気になるコンテンツがいっぱい。Top Pageには韓スタ!最新記事を掲載!チェックしよう |