【REVIEW】韓国人気実力派俳優パク・ソンウン主演！韓国映画『THE WILD　修羅の拳』2/16(金)公開！二転三転するストーリー、実力派俳優たちの圧巻の演技合戦！

『ザ・ガーディアン／守護者』では、出所した男（チョン・ウソン）を迎えるヤクザのボスを演じたパク・ソンウンが真逆の出迎えられる側を演じているところが、まず面白い。パク・ソンウンはボクサー役なのだが、ただジャンパーを着て立っているだけでボクサーそのもので、改めて演技力の高さに驚かされる。また、強面から時折見せる笑顔がチャーミング。

脇を固めるのは、友人のヤクザのボス役に『ただ悪より救いたまえ』のオ・デファン、北朝鮮軍特殊部隊出身で脱北者による麻薬密売組織を仕切るガクスに『殺人者の記憶法』のオ・ダルス、薬物中毒の男を『ＫＣＩＡ　南山の部長たち』のチュ・ソクテといった韓国を代表する実力派俳優たちで、中でもチュ・ソクテは『レオン』のゲイリー・オールドマン張りの怪演をみせる。

ストーリーも二転三転しスリリングで、ラストも独特。メガフォンを執ったのは、第３９回モスクワ国際映画祭で主演男優賞と最優秀アジア映画賞を受賞した『ありふれた悪事』のキム・ボンハン監督。

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公式サイト：https://klockworx-v.com/wild/
文・中村樹基（脚本家「世にも奇妙な物語」など）

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