【REVIEW】韓国イケメン俳優ヨン・ウジン主演！韓国映画『愛に奉仕せよ』6/24公開！ヨン・ウジンの大胆なベッドシーン、素朴な男が変わっていく演技が見どころ！
世界が注目したノーベル文学賞候補作家・閻連科（えんれんか）による、その性描写により刊行直後に発禁処分となった小説「人民に奉仕する」を原作にした本作。〝ロマンス職人〟と呼ばれるヨン・ウジンが危険な愛に溺れ濃密なベッドシーンを披露しているところが、やっぱり本作の一番の見どころで、ファンはドキドキしてしまうこと間違いなし。素朴で野暮ったい男から堂々とした男へと変わる演技の幅も見どころ。
バイオレンス映画の『ビー・デビル』で大鐘賞や大韓民国映画大賞の新人監督賞を受賞したチャン・チョルス監督作であるだけに、単なるロマンス映画ではなく、サスペンス映画のようなスリリングなカメラワークや時に笑いを交えて見事に描き上げている。またジャン＝ジャック・アノー監督の『愛人／ラマン』のラストのような切ない余韻も感じさせる。
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文：中村樹基（脚本家「世にも奇妙な物語」など）
