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【REVIEW】韓国国民の初恋、スジ(miss A)主演映画『花、香る歌』(公開中)!スジが通うパンソリ学校はまるで芸能スクール?!


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韓国人気4人組ガールズグループ、miss Aのメンバーで、映画『建築学概論』での透明感溢れる演技から爆発的人気を得て、〝国民の初恋〟と呼ばれるようになった、歌に映画にドラマ、CFなとで大人気のスジ。そんなスジが朝鮮時代末期に実在した伝説の歌姫を熱演した映画『花、香る歌』(イ・ジョンピル監督/CJ Entertainment Japan配給)がシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー中だ。そこで映画の公開を記念して、『花、香る歌』をレビュー! さらに韓スタ!1周年も記念して映画特製扇子をプレゼント!(プレゼント応募は終了しました)

朝鮮時代末期、母を亡くした小さな女の子チン・チェソンは、村で民俗芸能パンソリの大家シン・ジェヒョ(リュ・スンリョン)のパンソリを聴き、大感動する。それ以来、チェソン(スジ)は妓生宿で下働きしながら、パンソリの歌い手を目指すが、当時、パンソリは女性が歌うことを堅く禁じられていて…。

パンソリ学校=芸能スクール?!

パンソリとは太鼓に合わせて歌って踊る韓国の伝統芸能のことで、日本の農民歌舞伎とかをイメージするとわかりやすいかもしれない。とはいえ、パンソリってよく知らないし、敷居が高いと感じるかもしれないが、実はそうではない。スジ演じるチェソンは、リュ・スンリョン演じるジェヒョが営むパンソリ学校に通うことになるのだが、この学校がまるで、現代の韓国の芸能学校そのものなのだ。

韓国の人は歌ったり踊ったりするのが大好きで、日本と比べて音楽番組の数も段違い。そんな中にあって韓国のガールズグループのメンバーほとんどが大学で実用音楽を専攻していたり、芸能学校の出身者で、デビューするまで数年にわたって事務所の練習生としてみっちりトレーニングを積む。まさに、本作のパンソリ学校そのものなのだ(とはいえパンソリ学校は女人禁制なのだが)。実際、スジが「主人公の気持ちは自分の研修生時代の気持ちと同じ」とコメントしているくらいだ。そこで頭の中で、パンソリ学校をスジが出演した「ドリームハイ」の芸能高校などに置き換えてやると断然、見やすくなる。

スジ(チェソン)は女性だとばれないように、すっぴんに墨を塗ったり、ヒゲを生やしたりと体当たり演技を見せ、そのギャップから後半の女流パンソリとして成長した姿は息を呑むほど美しい。水墨画のような朝鮮時代末期の美しい山中でのスジ、都の河で歌うスジのパンソリは必見!

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