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【インタビュー】『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督×シンデレラ女優、藤井武美!出演日韓映画『風の色』(1/26公開)!「ジェヨンワールドが凝縮された映画を劇場で楽しんでください!」


武美「監督はよく現場でもそんな冗談を言ってたんですよ。あっでも、UFOとかの特番は好きでよく見てました」

――本作で、演出上、また演じて一番大変だったシーンはどこですか?

監督「なんと言ってもマジックショーのシーンですね。そこはもう大変でした。水の中に潜って撮らないといけないというのもありましたし…。今回はコンテなしで撮ったんですね。コンテがないので精神的なプレッシャーが大きかったです。このシーンを撮り終えたら、一気に白髪が出るだろうなって思っていたら、そんなにたくさん出ませんでした」(一同爆笑)

武美「私は、ゆりのシーンです。雨の中、濡れながら歩くシーンで、はじめてあんなに寒い経験をしたっていうくらい、ホントに寒くて、でも映像を見たら素敵な曲とともに素敵な映像になっていて、やってよかったなと思いました。好きなシーンでもあり、大変だったシーンです」

監督「以前、『猟奇的な彼女』を撮った時に、チョン・ジヒョンさんが雨に濡れながら刀を振り回すシーンを撮ったんですね。あれはもう夏くらいのあったかい時だったので体力的なところでは難なくできたのかなって思ったんですが、撮り終えると泣いてたんですね。泣いてる時に、こっちが近寄って慰めてあげるのも、どうかなと思ったので、そのままにしておいたんですが、後で監督が声をかけてくれなかったと、すごく残念がってました。それくらい大変なのに、武美さんは全然涙も見せずやり遂げてくれましたね」

――では、観客にぜひ見てもらいたいシーンはどこですか?

監督「全部のシーンです。自分なりにほかの作品よりもっと愛情を持っている作品なので、全体を見てほしいと思っています。観る時には肩の力を抜いて気楽な気持ちで、映画の中で見られる感情に寄り添って観ていただけると、すごく楽しめ、正しい終着駅に到着できると思います」


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