韓スタ!プレゼント韓スタ!公式Xをフォローして豪華プレゼントを当てよう!

【BOOK REVIEW】全世界100万部を突破の問題作、アグスティナ・バステリカ著「肉は美し」(河出書房新社) 2025年10/28発売―名作レトロSF映画の味わい

読み進めるうちに、ふと60〜70年代の名作SF映画を彷彿とさせる。

謎のウイルスによって犬や猫が死に絶えたため、人々は代わりに猿を飼うようになり、やがて立場が逆転。人類は知性と言葉を失い、支配者となった猿たちに半裸で檻へ閉じ込められ、実験材料やペットとして扱われる――『猿の惑星』を思わせる世界観。

そして、政府が環境破壊による食糧難対策として配給するクラッカー状の合成食品が、実は人肉だったという『ソイレント・グリーン』。本書でも登場人物がその名を口にする場面があり、明確なオマージュが感じられる。また、『ソイレント・グリーン』では美しい女性を〈家具〉として侍(はべ)らせる文化が描かれていたが、本書でも〈頭〉を食肉用として飼うことがステイタスシンボルとなっており、通じ合うものがある。

さらには、H・P・ラヴクラフトのファンなら思わずニヤリとする、ある仕掛けも施されている。

本書のカバーから少しのぞく表紙はピンク色のマーブル模様で、まるで美(うま)そうな霜降り肉のよう。ゴールデンウィークの夜、今晩のメニューは「肉は美し」の〈特級肉〉などいかが?


「肉は美し」

著者:アグスティナ・バステリカ
訳者:宮﨑真紀
仕様:46変形/上製/240頁
初版発売日:2025年10月28日
定価:2,750円(本体価格2,500円)
🛒 Amazonで購入:https://amzn.to/4teryCr

🖊 文:中村樹基(脚本家「世にも奇妙な物語」など)│ KanStarpress

👑 韓スタ!BOOK REVIEWはこちら☞ BOOK REVIEW – 韓スタ!

📢 スマホ版 📱 スタ!では、この下に関連記事など気になるコンテンツがいっぱい!
🏠 Top Page で最新記事をチェック! 🎙 インタビューや全カテゴリは、韓スタ!ナビや 🗺️ サイトマップ から

Top Page  1 2

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.