【インタビュー】韓国恋愛映画の巨匠 クァク・ジェヨン監督！イ・ドンウク×ハン・ジミン出演の韓国映画『ハッピーニューイヤー』12/9(金)公開！「本作を観てハッピーな新年を迎えてください」

――とてもゴージャスで素敵なホテルですが、実在のホテルなんですか？

「映画のホテルは実在のホテルとＣＧを組み合わせたもので、ソウルに漢江（ハンガン）という河があるんですが、そのあたりに実際には、あんな風なホテルはないんですが、そこに存在するという設定で作りました。ソウルの景観がよくわかる場所という設定で、南山（ナムサン）という小高い山があるんですが、南山と漢江が同時に見渡せるという景色のいい場所にしました」

――本作には、韓国の人気俳優が豪華総出演しています。撮影はいかがでしたか？

「今回『ハッピーニューイヤー』に出演してくれた俳優さんたちは、おっしゃられたように人気俳優さんたちだったので、本当にキャスティングが大変だったんです。いずれも有名な方を１４人揃えないといけなくて、キャスティングに時間がかかってしまって、当初決まっていた俳優さんがスケジュールが合わなくなって交代ということもありました。お忙しい人たちばかりでスケジュールを合わせるのが大変だったんですが、短い期間の中で素敵な演技を見せてくれたと思っています」

――では、ホテルのＣＥＯ役のイ・ドンウクさんとお仕事をされていかがでしたか？

「イ・ドンウクさんは本当に楽しいキャラクターで、本人も現場で大勢の人を笑わせてくれました。実は夏に撮影したんですが、冬のシーンが多かったんですね。イ・ドンウクさんは最後まで撮影があって、８月くらいまで撮影したんですが、ウォン・ジナさんを抱き上げるシーンがあって、夏の日に分厚いコートを着て１３回くらい撮ったので、本当に苦労されたと思います（笑）」

――ホテルのマネージャー役のハン・ジミンさんとのお仕事はいかがですか？

「ハン・ジミンさんはメインキャラクターの一人なんですが、本当に落ち着いた方で、スタッフを大事にしてくれる俳優ですね。ある意味、自分を出さず、自分を犠牲にして周りの人たちを気づかってくれるような俳優さんでした。私は常に現場を楽しい雰囲気で盛り上げたいと思っていて、よく韓国式のおやじギャグを言っていたんです（笑）。そしたらイ・ドンウクさんはなかなか通じなくて、でもハン・ジミンさんはすぐに通じてよく笑ってくださいました」

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