【インタビュー】韓国カリスマロックシンガー、ミリェンコ・マティアビッチ!「覆面歌王」出演に続き「華麗なる誘惑」OST「My Love is gone」をリリース!「日本の皆さんを死ぬまで忘れません」
|――そして2月23日にはチュ・サンウクとチェ・ガンヒのドラマ「華麗なる誘惑」のOST「My Love is gone」がリリースとなりました
「今回のリリースの過程がとても興味深いんですよ。私は『覆面歌王』のため韓国に来ていて、その後はすぐにアメリカに帰る計画だったんです。でも韓国のマネージャーが有名なテレビドラマのプロデューサーを紹介してくれて、そのプロデューサーがテレビドラマのための歌を英語バージョンで私が作詞して歌うことに興味があるかと聞いてくれたんです。私はプロデューサーにその音楽とどんなドラマなのか尋ねると、すぐに紙とペンを持って歌詞とメロディーを書きました。たった一日で書いたんです。まさにその翌日にレコーディングをして、ミックスマスターはまた、すぐ次の日行って。肯定的なエネルギーが来たらこのようなことが起こるんですね」
――「My Love is gone」はどんな曲なんですか?
「ドラマの内容をモチーフにしていて、夫と妻がコンテナに閉じ込められ、コンテナごと海に沈められてしまうんです。夫は助かるんですが妻は亡くなってしまって、夫は妻の愛を恋しがるという内容です」
《ドラマ「華麗なる誘惑」ではチュ・サンウクとチェ・ガンヒがコンテナに閉じ込められ、そのまま沈められるというシーンが出てくる》
――最後に日本のファンにメッセージを!
「私を愛してくれる日本のファンの皆さん。私はとても幸せ者で、私の歌がいろんな国で愛されるということは本当に運がいいようです。何年ぶりに皆さんと再び疎通することができて、すごくうれしいです。あなたたちは私の日本でのキャリアを始められるようにしてくれて、私は死ぬまで忘れないでしょう」
◇プロフィール
1964年11月29日生まれ。クロアチア出身で、アメリカのハードロックバンド「スチールハート」のボーカリストでリーダー。非常に広い声域、高い歌唱力を持ち、スチールハートの多くの楽曲の作詞作曲を手がけている。現在は出生名であるミリェンコ・マティアビッチを名乗り、ミリの愛称で親しまれている。
写真©BAD BOSS COMPANY
text by Shigeki Nakamura