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【インタビュー】韓国の鬼才キム・ギドク監督!藤井美菜×チャン・グンソク競演の韓国映画『人間の時間』3月20日(金)公開!「撮影中、チャン・グンソクさんのファンの皆さんに助けてもらいました」


◇プロフィール

1960年生まれ。パリでアートを勉強した後、韓国に帰国し、脚本家としてのキャリアをスタートさせる。1996年に低予算映画『鰐~ワニ~』で監督デビュー。2000年の『魚と寝る女』がヴェネチア国際映画祭をはじめ数々の国際映画祭で絶賛され、〝世界のキム・ギドク〟として注目される存在になる。が、08年の『悲夢』以降、一時映画界から姿を消す。3年後、隠遁生活を送る自分を撮ったセルフ・ドキュメンタリー『アリラン』を発表。2011年カンヌ国際映画祭ある視点部門最優秀作品賞を獲得し、2004年ベルリン国際映画祭(監督賞『サマリア』)、2004 年ヴェネチア国際映画祭(監督賞『うつせみ』)と、世界三大映画祭での受賞という快挙を成し遂げる。続く実験作「アーメン」の後、久々の本格的劇場映画『嘆きのピエタ』が、ヴェネチア国際映画祭で、韓国映画初となる最高賞・金獅子賞に輝いた。その後も韓国で上映制限された問題作『メビウス』、異色サスペンス『殺されたミンジュ』と健在ぶりを発揮。近年では『STOP』、『THE NET 網に囚われた男』と政治的メッセージが際立つ作品を発表している。

◇ストーリー

休暇へ向かうたくさんの人々を乗せ、退役した軍艦が出航する。乗客にはクルーズ旅行にきた女性(藤井美菜)と恋人(オダギリジョー)、有名な議員(イ・ソンジェ)とその息子(チャン・グンソク)、彼らの警護を申し出るギャング(リュ・スンボム)たち、謎の老人(アン・ソンギ)など、年齢も職業も様々な人間たちがいる。大海原へ出た広々とした船の上で人々は酒、ドラッグ、セックスなど人間のあらゆる面を見せる。荒れ狂う暴力と欲望の夜の後、誰もが疲れて眠りにつき、船は霧に包まれた未知の空間へと入る…。

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公式サイト:ningennojikan.com
文・中村樹基(脚本家「世にも奇妙な物語」など)


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