韓スタ!9周年!韓スタ!9周年お祝い動画公開&プレゼント企画実施中!

【インタビュー】韓国人気女優シム・ウンギョン!主演日本映画『新聞記者』(6/28公開)で日韓ハーフの女性記者を熱演!「日本で仕事をしたいなって思っていたら現実になりました」


――そもそもシム・ウンギョンさんが日本でも活動されようと思った理由は何ですか?

「俳優ならいろいろと勉強しないといけないと思っていたので韓国だけでなくいろいろな国でやってみたかったです。その一つの国が日本でした。2年前から日本語を勉強して仕事が出来るようになり、今はいくつかの作品に出演することが出来ました。日本の文化にも興味がありましたし、特に私は日本映画に影響されたところがたくさんありました。是枝監督の映画や岩井俊二監督の映画は中学生の頃に観ていたのですが、私もこういう映画を撮りたいという夢を持った時期もあるほどでした。今はもう諦めている夢ですが(笑)。いつか日本で仕事が出来たらうれしいなって思っていましたが、それが現実になりました」

――では、改めて『新聞記者』はどんな映画なのか教えてください

「『新聞記者』は私が演じた新聞記者の吉岡エリカと松坂桃李さんが演じた若手エリート官僚との物語で、ジャーナリズムについての映画です。私自身は〝真実〟と〝選択〟の映画だと思っています。〝真実とは何なのか?〟、〝私たちが信じている真実は本当なのか?〟と問いかけられます。あと人生は常に選択しながら行くものだと思いますが、この映画の2人が道を選択しながら物語が進んでいく、深いテーマを持ちながらもサスペンスエンターテインメントとして楽しめる作品です」

――シム・ウンギョンさんが演じた記者の吉岡エリカはどんなキャラクターですか?

「吉岡エリカのキャラクターは少し複雑な設定で、日本と韓国のハーフ、アメリカで育った帰国子女です。映画の中で少しだけ英語のセリフも言っています。自分の父親は元々新聞記者で、その姿を子供の頃から見て影響されて父親の国である日本に来て自分も新聞記者になります。いつも父親が言っていた〝自分自身を信じて、疑う〟という精神を忘れずにいて、主体性があり冷静ですが、心の中はすごく熱くて情熱的なキャラクターです」

Next Page  1 2 3 4

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.