【REVIEW】韓国美人女優イ・ユヨン主演の韓国サスペンス映画『マリオネット 私が殺された日』(3/15公開)！イ・ユヨンが心に傷を持つ女教師を熱演！

また、ある夜、女子高生のミナは母親に嘘を言って、恋心を抱いている学校の先輩とのデートを楽しみ、彼の部屋でお酒を飲む。すると半裸の男たちが部屋に現われ、ミナは暴行されたあげく、その様子をネットにアップロードされてしまう…。

『アトリエの春、昼下がりの裸婦』で芸術的なヌードを披露し、その高い演技力で韓国女優として初のミラノ国際映画祭主演女優賞(大賞・撮影賞も同時受賞)を獲得したほか、世界の映画祭で8冠を受賞し、第27回東京国際映画祭でも高評価を得たイ・ユヨンが、恐怖に怯えながらも立ち向かおうとするヒロインを繊細に、そして美しく演じ上げている。そんな彼女を支えることとなる元刑事をキム・ヒウォンがとても人間くさく演じている。本作はネット社会の闇やいじめ問題を盛り込み、韓国バイオレンス映画と違って激しい暴力描写は少ないので、苦手な方も楽しむことができると思う。

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「未体験ゾーンの映画たち2019」公式サイト：https://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2019
文・中村樹基（脚本家「世にも奇妙な物語」など）

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