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【インタビュー】韓国美人実力派女優キム・ヒソン!主演ドラマ「品位のある彼女」(DVD発売中)で財閥一家の嫁を好演!「私の性格だと殴ったり、髪を掴んで悪口を言ったかもしれません」


 

――キム・ヒソンさんが思うウ・アジンという人物はどんな人ですか?

「ウ・アジンも人間ですからミスしたりもありますが、強い責任感を持つ女性だと思います。本当に大変なことに直面した時、困惑せずに賢明に対処できるスマートで賢い女性だという印象を受けました。夫が他の女と浮気していることを知っていながら、子供のためにプライドを捨てるべき時は捨てて。子供のためなら言うべきことははっきり言います。私だったら腹が立って怒鳴って、もう全部諦めてしまいそうな気持ちになるはずですが、ウ・アジンはもっと広い視野で考えるんです。そこがウ・アジンらしくて、カッコいいと思いました」

――台本を読んで感じることはありましたか?

「最初台本を読んでいたら、本当に腹が立ちました。夫に『(愛人と共に)共生したい』と、とんでもないことを言われますよね。常識的にもう一緒に生きていけないほど違いすぎる価値観です。胸は痛むけど、最初は夫に〝子供の父だから〟とすがりつきます。あとウ・アジンは、江南で事業を行っている財閥家として企業のイメージまで考え、自分の感情を全部表現しません。そういうところが、とても悔しかったです。読んでじれったくもなるし、どうして不倫を犯したその女の前で、私が父の立場になって泣かなければならないんだろうって。だから、実は理解できない部分もあります。初めて(ウ・アジン、夫、愛人で)三者対面した時も、私の性格だとそこで一発殴ってやったり、髪の毛を掴んで悪口でも散々言ってやりたいのに、ウ・アジンは、『あなたのものは、自分で買いなさい』と言うんですよ。でも私の感情的な怒り方よりも、そのセリフの方がもっと痛快で明快だと感じました。この作品に出演して、自分の生き方や対処していく方法など、本当に多くを学びました。一話一話、台本が出来上がる度にとても気になって、こんなに台本が待ち遠しかったのは初めてです。撮影中は撮影だけで精一杯で徹夜するのもとても辛いのですが、台本を早く読みたい!って。一視聴者のように次回が待ち遠しかったです」

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