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【インタビュー】韓国人気実力派女優キム・ヘス!主演韓国映画『修羅の華』(6/2公開)で犯罪組織のNo.2を熱演し本格アクションに初挑戦!「演じる上で難しかったことは全てです」


――では『修羅の華』はどんな映画ですか?

「作品のジャンルはノワール映画です。でもこれまでのノワール映画は海外でも韓国でも女性を中心に描かれたストーリーや強烈な個性の女性が主人公という作品は珍しいと思います。なので男性が中心になりがちなノワール映画の主人公を女性にしました。キャラクターをしっかり作り込んだ、強烈な個性を放つ女性主人公が登場してジャンル的にもよく合っていると思います私にとってこの映画に出演できたことは貴重な経験になりました。本格的なアクション映画は初めてだったんですが、アクションを美化したり作為的に表現するのではなくて、映画の性質や状況に合わせた動き、スクリーンでのリアル感を追求した演出がされています。わざとらしいアクションにならずリアルなアクションシーンが撮れたと思います」

――演じる上で難しかったところはありますか?

「難しかったところは…すべてですね(笑)。演技はまずシナリオを読んで自分の心で感じる必要があります。その後、演技について冷静に整理するようにしました。表現すべきこと、表現しなくていいことの優先順位を決めたりするんですが、私の場合は実際に現場で直接やってみないとどうなるか分かりません。何かを始める前から考えすぎるといろんな悩みや心配が自分の頭の中に広がってどんどん大きくなるんです。そんな心配は撮影前にしておいて現場に入ったらすべて忘れて気持ちを切り替えます。悩みが消えるわけではないので現場の状況を見て動きます。あまり難しく考えずに単純にキャラクターに合わせて本能的に演じることが一番いいと思います」

――イ・アンギュ監督との作業はいかがでしたか?

「イ・アンギュ監督は現場ではとても愉快な方です。それにエネルギッシュです。重い内容のストーリーですが、現場の雰囲気が暗くなることはありませんでしたね」

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