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ソロシンガーJY(=知英)!JY×岩井俊二プロジェクトの参加プロデューサーに亀田誠治、Seiho、MONJOE(DATS / yahyel)など豪華メンツが集合!


ソロシンガーJY(女優としては知英の名で活動)が先週明らかにした、映画監督の岩井俊二とのコラボレーションプロジェクトへの参加プロデューサーが発表された。

このプロジェクトは岩井が作詞を手掛けた「星が降る前に」と題された共通の歌詞をもとに、5人のプロデューサーがそれぞれ楽曲を制作、一枚のEPにまとめる新しい試みだ。参加プロデューサーはすでに公表されている岩井のほかに亀田誠治、Seiho、MONJOE(DATS/yahyel)、山本加津彦の4人が追加で発表となった。

岩井俊二自らプロデュースに立ち、楽曲制作とアレンジに市川和則(羊毛とおはな)を迎えたEPの冒頭を飾るナンバーは、まさに岩井俊二ワールドを表現するにふさわしい一曲。アコースティックギターと、ストリングスによるシンプルな構成に耳を奪われる。

続いて収録されるボーカルのハーモニーが印象的で美しい楽曲は亀田誠治の手によるもの。トラックに海外トレンドを巧みに取り入れつつも、JYの「声」にフォーカスを当てて構成されたコーラスワークに目を見張る。

2017年夏の「好きな人がいること-Seiho Remix-」に引き続き二度目のコラボレーションとなったSeihoによるトラックは、彼らしい浮遊感あふれるエレクトロサウンドをポップスに昇華した意欲作。終始かすかに鳴るレコードノイズが、歌詞の世界観をより引き立たせている。

今回JYと初のコラボレーションとなるのは、DATS、yahyelの中心人物として話題を呼ぶ気鋭のトラックメーカーMONJOE。シンセサイザーの強いアタックとベーストラックが混然一体となって身体が自然に踊りだす、ダンストラックに仕上がっている。

EPの最後を飾るのは壮大な一曲。プロデュースを手掛けたのは、デビュー当時からJYの楽曲を手掛ける山本加津彦。6分弱に及ぶ大バラードは最後の別れを惜しむかのように表現豊かに歌い上げるJYの歌唱力の高さを感じさせる。

前回のシングルに引き続き写真家・北島明氏を起用したLPサイズジャケットも含め広がる作品世界から目が離せない。

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