【インタビュー】韓国人気実力派俳優ソル・ギョング！主演韓国映画『 殺人者の記憶法』(1/27公開)！アルツハイマーの元殺人鬼を熱演！「老いて見えるように10㎏以上減量しました」

『監視者たち』、『ソウォン／願い』などで人気の韓国実力派俳優ソル・ギョングが『ワン・デイ　悲しみが消えるまで』のキム・ナムギル、韓国人気ガールズグループＡＯＡのソリョンが豪華共演して話題の韓国映画『殺人者の記憶法』(ウォン・シニョン監督／ファインフィルムズ配給)が１月２７日（土）からシネマート新宿ほか全国順次公開となる。
本作は、韓国のベストセラー作家キム・ヨンハの同名小説を映画化したもので、〝カメレオン俳優〟と高く評価されるソル・ギョングが演じるアルツハイマーになった元連続殺人犯が新しい殺人犯の登場により、忘れていた過去の殺人の習慣が蘇り、２人の間で激しい死闘を繰り広げるクライムスリラー。ソル・ギョングは謎の殺人鬼から、ソリョン(ＡＯＡ)演じる愛する娘を必死に守ろうとするアルツハイマーの元連続殺人犯を熱演している。そこで日本公開を記念して、本作『殺人者の記憶法』についてソル・ギョングに訊いた。

――本作で、元連続殺人犯という観客に共感を得づらいキャラクターを演じられましたが、そんな主人公ビョンスに観客の気持ちがついてくるよう、気をつけたことなどありますか？

「本作『殺人者の記憶法』は殺人の話ではなく、記憶を失っていく一人の物悲しい人間に関する話だと思います。歳を取ればアルツハイマーに限らず誰でも自然に記憶力が低下していきます。連続殺人犯という設定は、一人の人間が記憶を失っていくというストーリーを語るため与えられたものに過ぎないと考え、演じる際も〝記憶〟により重きを置きました。その点では、観客の方々も十分に共感してストーリーを追えるのではないかと思います。焦点を〝記憶〟に合わせてもらえると、より楽しんで観ていただけるのではないでしょうか」(次ページへつづく)

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