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【インタビュー】『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督×シンデレラ女優、藤井武美!出演日韓映画『風の色』(1/26公開)!「ジェヨンワールドが凝縮された映画を劇場で楽しんでください!」


――では、マジシャンを目指すこととなる青年、涼を演じた古川雄輝さんとお仕事をされていかがでしたか?

監督「古川さんは顔立ちからしても少年ぽいところもありますし、落ち着いた大人びた顔も持っていて、すごく俳優としていい条件を持っているんじゃないかなと思いました。今回、寒い中、水に潜って撮るシーンがあったんですが、弱音を吐くことなく本当に頑張ってくれました」

武美「私はもちろん、俳優としての古川さんのことは知ってたんですけど、最初は緊張しましたし、お互い自分から話しかけられなかったんです。一言目はロケバスで、共通の仲のいい友達がいたので、『あっ、仲いいんですよね』ってから始まって、そこからやっと話ができるようになりました。でも監督も言ってた通り、少年のようなピュアな部分があったりとかするんですけど、現場では率先して前に出てくださって、芝居について監督と話をされていたりとか、現場でのあり方とか勉強になりましたし、教えていただきました」

――ドッペルゲンガーやマジックが本作のテーマになっていますが、もともとそのような不思議なものに監督、藤井さんは興味があったのですか?

監督「私は子供のころから超常現象に興味を持ってまして、そういうものを見るたびに謎を解き明かしたいと思っていて、科学者になりたいと思った時もあったんです。でも映画監督になりましたので、そういった謎を解くよりも、その現象を活かして興味深い物語を作れないだろうかと思って映画を作っています。愛の物語は世の中にあふれていて見慣れたものになりがちですが、今回はマジックやドッペルゲンガーという要素を入れることでよりミステリー性が増してすごく楽しめる映画になるんじゃないかなと思いました」

武美「私はあまり不思議なものとかに興味はなくて…、ドッペルゲンガーとか本当にあるんでしょうか?」

監督「(日本語で)僕はドッペルゲンガーだ。本物は韓国にいる」(一同爆笑)


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