【インタビュー】『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督×シンデレラ女優、藤井武美！出演日韓映画『風の色』(1/26公開)！「ジェヨンワールドが凝縮された映画を劇場で楽しんでください！」

――今、見た目の変化のある演出の話がありましたが、特に監督から藤井さんにしたアドバイスなどあったんですか？

監督「まず観客が見た時にパッとこの人物はこっちだなってわかるように差別化をしたんですが、ゆりの方はメイクをちょっと濃くして、亜矢に関しては、もともと武美さんが持っている内面通りに演じてもらえればいいなと思ってました」

――クァク・ジェヨン監督といえば『猟奇的な彼女』などで世界的に有名な監督ですが、藤井さんがそんな監督とお仕事されていかがでしたか？

武美「私は本当に『猟奇的な彼女』が大好きでファンだったので、まず本作のオーディションがあるって聞いて、『あっ、次は日本でやるんだ。絶対、役を取るんだ』って気持ちが大きかったです。それで最初に監督とお会いして、すごくニコニコしてカメラを持って、『よろしくね』って言ってくださったので一気に不安とか吹き飛びました。現場でも近くで寄り添って、いろいろ教えてくださったので楽しかったです」

――藤井さんは約１万人の応募があったオーディションから選ばれたんですよね？

武美「はい。オーディションは１次と２次があって、１次は感情を露わにするようなシーンの台本をいただいてカメラ撮影していただきました。２次は特に表情を見ますということで、カメラでアップを撮っていただいたという形でした。ホントに役を取るしかないという気持ちだけでやって、まさか受かるとは思ってもいなかったので、最初はもううれしくて感情を抑えられず泣いてしまいました。親にもありがとうっていう気持ちがすごく大きくて、今まで応援してくれたり見守ってくれた方たちへの思いがぐっと来て頑張ろうっていう気持ちになりました」

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