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――サムノムが実は女性だと知ってからの気持ちの変化はどう演じられたんですか?

「女性だと知ってから、ヨンは、より積極的に気持ちを伝えます。以前よりさらに、ときめく感じなんです。ラオンが男だと思っていた時よりもです。女性だということをわかっていながら、からかって意地悪をする時やラオンを見つめる時は、以前よりも真剣でストレートになります。意地悪もしますが誠実であろうと努力していこうとしました」

――おすすめの胸キュンシーンは?

「まず、台本を初めて読んで、独りで『キャーッ』とときめいたシーンは『イ・ヨンが僕の名だ』というセリフのシーンです。このシーンでラオンに初めて正体を明かすんですが、少しだけ心を開くヨンの姿に、すごく心がときめいたことを覚えています。それから胸キュンなシーンといえばジニョン先輩(B1A4)のシーンですね。誰が見ても心がときめくと思います。例えば…『内官がこれほど美しいのは反則では?』というセリフとか、とても魅力的に演じたと思います。先輩から多くを学びましたし、カッコいい方だなと感じました」

――エリート官僚ユンソンを演じたジニョンさん(B1A4)との共演シーンで特におもしろかったシーンは?

「おもしろいというより心が痛んだのは、僕を助けようと刀を素手で止めるシーンです。あのシーンでは泣きそうになりました。残念だった点もあります。ビョンヨン(クアク・ドンヨン扮)とヨン、ユンソンがそろうシーンが1度だけでした。3人でキム家での宴会の席で一緒に酒を飲むシーンがあるんです。ビョンヨンは背後にいました。そのシーン以降は3人がそろう場面がなくて劇中のイ・ヨンとしても残念でしたし視聴者の立場から見ても残念でした。3人の友情が描かれずに終わったのが心残りですね」

――ブロマンス(男の友情)の中で印象的なシーンは?

「チャン内官を演じたイ・ジュンヒョク先輩との撮影は楽しかったです。ユーモラスな方なのでNGもたくさん出ましたね。互いに口に出さなくても伝わる感情をドラマでは表現していました。視聴者が気づいたかは、わかりませんが、チャン内官とはブロマンスがありましたね」

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