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【インタビュー】韓国人気実力派俳優パク・ソンウン!「リメンバー~記憶の彼方へ~」(DVD発売中)でヤクザ上がりの弁護士を熱演!「僕はもともと可愛らしい人間です(笑)」


「慶尚道の方言を使わなければならなかったんですが、不自然に思われないように、かなり頑張りました(笑)。方言を指導してくださる先生がいらっしゃったんですが、台本が出ると、ひと言ずつ録音してメッセンジャーで送ってくださり、それを聞きながら台本にアクセントとニュアンスを表記して、ほとんど楽譜レベルでしたよ(笑)」

――非常に派手な衣装が印象的でしたが?

「撮影に入る前に衣装の打ち合わせをしました。台本に〝オールカラーの派手な衣装〟と書かれていたので、スタイリストがオールホワイトの靴とスーツ、パープルのスーツ、ブルーのスーツ、オレンジのコートなど、これまで見たこともない衣装をすべて揃えていました。後で拍手までしましたよ。『大したもんだな』って(笑)。『こんなのどこで手に入れたんだ?』というほど派手だったし、僕がまたスーツが似合う方なんですが、実際に着てみると本当によく似合っていました。僕自身も、まさか自分があんな色の服が似合うとは思っていなかったので、これを機会に両親に感謝しないと、と思っています(笑)。何でも似合う体格に生んでくれて。この作品では、普段はできないことを色々やってみられたのでよかったです」

――記憶に残るセリフやアドリブなどはありますか?

「僕はアドリブを大っぴらにはやらず、気づかれないようにやるほうです(笑)。でも『リメンバー』では、はじめて大っぴらにやりました。ナム・イロ(ハン・ジニ扮)が国民に謝罪しながら挨拶をするシーンで、台本には〝後ろでぽかんと見ている〟とありました。でも、そこでパク・ドンホがガムを噛みながら挨拶をしたのはすべてアドリブでした。誰も予想しなかったことだったので、監督も喜ばれて、そのまま放送に使われていました。20年ほど演技をしてきたので、ある瞬間からアドリブにもノウハウができたようです」

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

「僕の第一印象が強いので、はじめは皆怖がっていました。だから僕がまず気安そうに見えれば皆話もしやすいだろうから、寒いギャグなどをたくさん言う、変な癖ができてしまいました。僕は先輩方の目は気にしないのに、後輩たちの目は非常に気にします(笑)。ドラマや映画はチームプレーじゃないですか。『リメンバー』は作品にふさわしく、お互いにアドバイスをして応援するチームでした。視聴者の方々が見てもチームの調和がよかったと感じられるとのことですので、それだけ視聴率も上がったのだと思います」

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