【インタビュー】国民の弟!韓国人気イケメン俳優ユ・スンホ「リメンバー~記憶の彼方へ~」(DVD発売中)で父の冤罪を晴らそうとする弁護士を熱演!「役者として成長できるよう助けてくれた作品です」
|――ではソ・ジヌがどんなキャラクターなのか、改めて教えてください
「ソ・ジヌは事故で母親と兄を失い、父親(チョン・グァンリョル扮)とふたりで暮らしています。ジヌは純粋で平凡な高校生でしたが、そんなある日、父親が殺人の濡れ衣を着せられるんです。その濡れ衣を着せたナム・ギュマン(イログループ御曹司/ナムグン・ミン扮)という人物に復讐をしようと弁護士になり、父親を救おうとします。特に共感できた部分があるんですが、父親が濡れ衣を着せられたとき、誰もが背を向けてしまって、その悔しさと怒りを僕自身の感情として感じられたところです」
――ドラマの現場に戻った感想をお聞かせください。また父の濡れ衣を晴らすために弁護士になるというキャラクターですが、役作りの際にもっとも気を遣ったのはどんな点ですか?
「除隊してからまた現場に戻ったんですが、気持ちはまったく変わりませんでした。戻った当時は少し緊張しただけで、すぐに順応できました。一番気を遣ったのは、法廷で弁護をするシーンでした。日常生活でも弁護士に接する機会はなかったので、弁護士ものの作品を探し、監督とたくさん話し合いながらジヌというキャラクターを作っていきました」
――ソ・ジヌは抜群の記憶力を持つ弁護士で、本作は〝記憶〟をテーマとした作品です。ジヌのようにすべてのものを記憶してしまう能力を持てるとしたら、手に入れたいと思いますか? また、俳優もセリフを覚えるために記憶力が必要だと思いますが、セリフを覚えるときのコツはありますか?
「そうですね。僕が経験したことをすべて記憶できたら本当にいいですよね。僕はセリフを覚えるときに、単にセリフ自体を覚えるだけでなく、その状況を僕の頭の中で想像しながらセリフを覚えるんです。そうすれば覚えやすいですし、そのシーンもずっとよりよいものになるんです」