【インタビュー】10年ぶりの緊急来日決定!韓国人気実力派俳優ソン・ガンホ!主演映画『弁護人』(11/12公開)で盧武鉉大統領をモデルにした弁護士を熱演!「共感し感動できる時間になればと思います」
|――劇中でのソン・ウソクのように人生観が変わった経験はありますか?
「ありません。幼い頃から俳優になるのが夢だったので、数十年の間その道をひたむきに歩んできたのが全てではないかと思っています」
――絶対に諦めないことがあるならば何ですか?
「家族への愛情です」
――実際にご本人がソン・ウソクで、ジヌを弁護しなくてはならない状況になったらどうされますか?
「どうするでしょうね。盧武鉉大統領の決断がいかに偉大であったかを改めて考えさせられます。厳酷で殺伐としたあの80年代に若気だけでは成し得ない事を自身の信念だけで耐え抜いた事に。気持ちだけは、いつでも弁護人は当然のこと、弁護人のおじいさんにもなれますが、仮に80年代の初頭だとすれば、果たして私があのように決断できたであろうか?と考えさせられ、改めて、故盧武鉉大統領の偉大さを切実に感じました」
――ところで日本の俳優や監督で一緒に仕事をしてみたいと思う方がいますか?
「それぞれ個性と特徴があるので、機会があればどなたとでもご一緒してみたいです」
――最後に日本のファンへのメッセージを
「私自身『弁護人』という映画は芸術的に優れた価値のある映画だと思っていません。それにも関わらず『弁護人』という映画は韓国で1000万人を超える観客を動員し、全国民に愛され熱狂され賛辞を贈っていただいたのには、芸術的な価値よりも『弁護人』という映画が伝えようとする真実と真意が観客に届いた結果の反応であると思っています」